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TYC 会長のご挨拶

TYCについて
TYC 会長のご挨拶
小島会長

会 長 小島 正和
(TEAM 10 Jr.)

 新年明けましておめでとうございます。
 今年も皆さまの御健康と御安航を心からお祈り申し上げます。

 東京ヨットクラブ(TYC)は、1992年(平成4年)3月に東京夢の島マリーナ開港後すぐに設立され、今年で25年を迎えます。設立当初からTYCではパワーボートの皆さまとヨットの皆さまが一緒に楽しみながら活動を続けております。

 最近、政治情勢をはじめ気象および我々を取り巻く環境の変化が大きくなっています。ヨット界も同じく大きな変化が現れています。
 昨年11月6日、フランスをスタートした単独無寄港世界一周ヨットレース、ヴァンデグローブ、白石康次郎さんがアジアから初参戦でした。しかし、スタートから27日目、アフリカ南端喜望峰に達する頃にマストが折れてやむなくリタイヤ。それでも無事ケープタウン港に緊急避難、その後フランスから12月17日に日本に無事戻ってきました。途中までですがすばらしいレースでした。本当にお疲れ様でした。

 もう一つは11月18~20日にアメリカズカップの予選、ルイ・ヴィトンカップが初めて日本(福岡)で開催されました。我々の仲間も観に行かれた方が沢山いらっしゃいます。このレースはヨットそのものの構造が違います。フォイリングして風よりも早く走る。今まででは考えられない乗り物になっています。観に行かれた方は興奮さめやまなかったと思います。日本は早福和彦氏率いるソフトバンクチームジャパンが15年ぶりにアメリカズカップに挑戦です。頑張って頂きたいと思います。

 これらのレースに共通しているのは、どちらもテレビやネットで実況中継された事です。さらに観るスポーツとして海岸、ホテル、観覧艇のすぐそばでレースが展開し、大勢の観客を動員しています。ヴァンデグローブではスタート前から盛り上がり、スタートの状況および地球の反対側に行ってもレース艇とテレビ局が実況中継しています。

 このように、海洋スポーツの在り方もこれから変わりつつある様に思います。特に映像技術の発達と通信技術の発達により、スポーツを行う側だけではなく、観戦する側の事も考えて運営していく必要がありそうです。
 すでに東京ヨットクラブでも毎回のレースで映像を発信し、また、セールビジョンで航跡も見られるようにしています。さらに発展的な運営を考えなければならないと思います。

 こう言った事を継続的に発展させるためには、海洋スポーツとして次世代を担う子供たちの育成が重要であると思います。そのためにはまず最初に海に興味を持ってもらうことから始めなければなりません。
 東京ヨットクラブでは、4月に“子供の日ボランティア”としてパワーボートの皆さんが中心となって100名ほどの子供達を招待しています。
 また、6月には“マリンチャレンジ2017”としてヨットに親しんでもらうイベントを行い、更に10月にはマリーナで行うマリンフェスティバルの一環として“セーリング体験会”を実施しています。また近隣にあります若洲のヨット訓練所ともコラボする企画もあります。

 先にヴァンデグローブの挑戦およびアメリカズカップ挑戦のお話をしましたが、東京ヨットクラブでもイーグルⅠ世(小島清治オーナー)が昨年全日本ミニトン選手権で4連覇を成し遂げました。艇長の中村正俊さんも若洲出身のセーラーでもあります。雑誌“舵社”が2月5日発売の3月号で、練習方法の特集記事を掲載する予定ですが、イーグルⅠ世チームがその取材を正月早々に受ける事になりました。TYCとしても大変名誉なことです。この取材に対して皆さまもご協力をお願い致します。

 さらに、舵社編集長の田久保様には福岡で行われたアメリカズカップ予選の取材の模様を3月のレース説明会に東京夢の島マリーナで講演して頂く予定になっております。
 また、ヴァンデグローブ初参戦の白石康次郎さんにもマリーナで講演して頂けたらと密かに思っております。

 正月から楽しみが沢山ありますが、パワーボート、ヨット共に自艇の安全と緊急時の対処法をシミュレーションし、訓練をして安全に航行したいと思います。

 とにかく安全第一で今年も楽しく海に出ましょう。
 皆さまのご安航をお祈り致します。

平成29年元旦  東京ヨットクラブ会長  小島 正和

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