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イベントレポート

Event Report

第9回スバルザカップ レースレポート7月16日(日)、第9回スバルザカップが無事開催されました。今年は白石康次郎さんがSprit of Yukohでエキシビション参加もしてくれて、大成功に終わりましたが、いかがでしたでしょうか?今回のレースレポートは、少しだけ舞台裏からの事情も含めてのレポートでご案内したいと思います。

スバルザカップ(以下SZC)は、「実行委員会」は前年の12月頃から始まります。反省点や新しい企画などから始まり、艇長会議の場所やお手伝いいただける人、ボートの確保、保安庁や水先人会への挨拶、協賛会社への依頼など…アトリウムの映像や、ドローンからの撮影などもこの打合せで決まっていきました。来年は第10回記念大会です。 新しい企画なども考えていきたいですね

6月の申込み開始から本番ですエントリー~艇長会議~書類の確認~レース説明会と続きます。もちろんマリーナ側もウェルカムパーティや当日のパーティの準備など。

前日の夕方からはウェルカムパーティ。今回、白石康次郎さんも参加してくれました。また副賞の抽選会も。

いよいよ当日本部艇がオレンジのスバルザカップのフラッグを掲げ、荒川を下っていきます。スバルザカップでは全部で8艇のモータボートが、コース監視、マーク設営など運営に携わってくれています。

天気はいいが風は? 幸なことに南、4~5mくらい。少し風が弱いがスタートは出来そうです。「よし、定刻でいくぞ」ヘリコプターに「スタートは予定通り」の連絡。 ここからの延期はヘリの関係で難しい(30分以上前に航空管制に連絡、飛行許可を取らないといけない)

定刻の9時、グループAのクラス1・2がスタートラインを切っていきます。上空からはスタート風景を撮影しに出てきたヘリ。 ライン全体に広がったスタートでした。

続いて9時10分、グループBのクラス3・4が同じくライン全体に拡がってスタートです。2艇リコール、1艇は戻るも1艇がそのまま(5%ペナルティ)スタート。

9時20分、グループC、クラス5,6が最初と同じ安定した南風の中でラインを切りました。その最後からマスト高さ29m、全長60ftのSprit of Yukohがスタートしていきます。

全艇 スターボーロングでゲートマークへ向かいます。Sprit of Yukohと一緒のセーリング、なかなか出来ない経験ですよね

回航マークを廻って横断橋を目指す艇が出始めました。なるべく多くの艇が、横断橋や海ホタルの周辺にいる時間を狙った2回目のヘリの飛行時間を決めます。回航マークに陣取る斎藤実行委員長の読みが頼りです。

風が少しずつ上がってきます。マークボートと本部艇の間で、コース短縮をどうするか連絡を取り合います。「風もさっきよりは上がってきている。 グループCも全艇は無理かもしれないが、タイムリミット内にフィニッシュできる艇もいるだろう」全クラスとも短縮をせず浦安沖まで戻すことを決めて、いよいよレースも最終局面へ

フィニッシュラインは事前に本部艇を動かして少し狭くとります。ラインオナーはタートルⅥその後、2時間40分くらいから、タイムリミット直前まで順次フィニッシュが続きます。リコール№が読みにくい場合もあり、本部艇上では間違えては大変と、タイムの記録に真剣です。最後のCクラスも途中リタイアした2艇を除き全艇がフィニッシュして、無事レース終了です。

レース成績の集計とスライドの作成、副賞の運び込み等18:00からの表彰式に向けて作業を進めますが、そんな中でも各艇の参加者の笑顔が楽しかったレースを反映しています。表彰式では、フィニッシュした全艇に副賞もあった他、白石さんの談話などおおいに盛り上がりました。

最後に、参加してくれた人、協力してくれた人、マリーナのみなさん、すべての方への感謝と、2018年の第10回記念大会へ向けての期待を込めてSZCのレポートを終えたいと思います。また来年会いましょう。レポート レース委員長 山本人一