（ＴＹＣ広報委員　石井　勉） 

　2001年マリンフェスティバルの体験ヨットレースで、当時パワーボートに乗っていた私はＭ�U（オセアニス350）を借りて参加。

　ところが超微風でまともに帆走ることが出来ずＤＮＦ。悔しかった私は次の年１年間、Ｍ�Uを借りてクラブレースに参加することに。当時のメンバーはスピンを上げたらもう真っ直ぐにしか走れないような状態（笑）・・1年間でこの船にはずいぶんと勉強させてもらいました。

　そして2003年、現在の義船購入。最初のうちは船を帆走らせてるというより船が帆走ってると言う感じでしたが、旧オーナーのビッグウィングのメンバーも乗るようになり、徐々に船を帆走らせられるように・・・途中ラット破損で1シーズンを棒に振ったりもしました。

　2008年初めに当て逃げによる艇体の修理の時にハルを赤く全塗装。これでメンバーの意識が高まったのかどうかはわかりませんが、この年は１レース目から船がよく走ってました。

　そして念願の年間優勝！苦節７年、これだけを夢見て帆走ってきました。わがままなオーナーについてきてくれたメンバーと、応援してくれた仲間達には本当に感謝してます。

義船　　吉原義一