Information From Race Committee
2019.03.04
2019年3月3日(日) 夢の島マリーナ2F会議室にて、
安全講習及びレース説明会を開催いたしました。
毎年恒例となった、この説明会は、
3月からのシーズンレースの参加要件となっています。
参加人数は、およそ70名。
2つの会議室を抜いて満席の状態での開催となりました。
教科書的な安全講習ではなく、実践的な内容で構成し、
TYCレースを行うレース海面での最近の海難発生状況、東京オリンピックを迎えるに
あたっての工事情報、航行、航法案内などを、海上保安庁の方を招いてご説明いただき、
ルール講習では、ルール十戒としてコンパクトでわかりやすく基本ルールの説明と、マーク付近でのルールについて特にオーバーラップについて詳細に解説いたしました。
安全講習では、お医者様に作っていただいた資料をもとに、万が一落水したときに、
どのくらいの時間、意識があるか、生存できるかを水温ごとに解説し、
夏場の熱中症の分類と対応方法についてわかりやすく説明いたしました。
レース関連では、2019年の帆走指示書の変更点のダイジェスト。
日程の変更点(RedBull開催のため9/8->9/15)
コミッティ担当の確認と注意点などについて説明をしました。
この後、レース委員会で、提出していただいた、書類をもとに、
レーティングを決めてレースに臨むことになります。
(未提出のかたは、なるべく早く提出をお願いします)
今年も、安全にレースができるように、レース委員会最善を尽くしていきます。
ご協力をよろしくお願いします。
(TYC事務局兼レース委員会 小室記)
以上
TYC小島会長 ご挨拶
司会は山本人一 レース委員長
海上保安庁による海難事故、航法についての説明。
事故の原因で多いのは、見張り不十分、見誤りのヒューマンエラーです。
ルール講習会。コンパクトで丁寧で、わかりやすい説明でした。
TYC安全クリニック2019
もしものときに、大変、重要で参考になる話でした。
落水時、0~5度の水温では、15~30分で意識がなくなります。生存率は30~90分。頭はかならず出しておくように。
救助した後は、急激に温めると心臓などに負担がかかるので、じっくりと温めてください。
熱中症分類は、熱射病、熱疲労、熱痙攣、熱失神があり、軽度のうちに冷やすことが肝要です。
開催時間、ペナルティなどいくつか変更があります。詳しくは、帆走指示書を熟読してください。