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イベントレポート

Event Report

東京湾でIRCレーティングを適用し、本格的なインショア・レースを行い、東京湾の真の覇者を決める大会を開催しようと始めた東京湾インショア・レガッタは今年で第3回を迎える。

参加艇の数を求めるヨットレースもあり、また、少数でもJSAF公認のハンディキャップを使い、選択の余地の無い自然の海況のなかで、艇のハンドリングと妥協を許さないタクティクスを駆使して、中身の濃い白熱した戦は参加する者にとって、ヨットレースの醍醐味と言えるだろう。

参加艇は横浜ベイサイドマリーナ、横浜ヨット協会、浦安マリーナから合計8艇。東京夢の島マリーナからの参加艇が無いのが寂しい。

大会のレース運営はレースが白熱すればする程厳しさが求められる。今回はJSAF東京フリートのTBCレース運営するメンバーで構成され、畑田レース委員長が中心となって妥協を許さないコース設定が行われた。

10月13日(日)第1、第2、第3レース。前日の天気予報に反して中風から強風の風の中、大型艇、中型艇が良く走る。

第3レース後ウエルカム・ビヤーパーティーで盛り上がる。

10月14日(月祝)第4、第5レース。予報通りの軽風、小型艇が健闘する。

レース終了後のビールと焼肉バーベキューでお腹を満たし、表彰式では2-1-1-2-3と手堅くまとめた横浜ヨット協会の「U.LA.LA」が優勝し、松浦オーナーの満面の笑みが印象的でした。

大会が無事終了した感想は、東京湾でもっと多くの艇がIRCレーティングを取得し、厳しいなかでも楽しく情熱を燃やせるレースとして定着させたいと考えております。

大会の成功にご協力をいただいた浦安マリーナの米倉支配人、石田ハーバーマスター、東京夢の島マリーナの皆様、その他、運営にあたられた皆様に心から感謝申しあげます。

第3回東京湾インショア・レガッタ実行委員長 斎藤晴彦


以上、全写真撮影:中村正樹