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レース参戦記

Record Of Race Participation

平成23年10月13日(日)にソウル700ヨットクラブ主催による招待レースに参加して来ました。
このレースはTYCとしては昨年に続いて2回目となります。

当初はTYC“まつかぜ”(金子オーナー)を通して700ヨットクラブの皆さまを7月に行われる“スバルザカップヨットレース”にご招待したのが始まりでした。

10月には700ヨットクラブの招待でTYCから“ボーンフリーハート”の平生副会長と“まつかぜ”の金子オーナーをはじめ2チーム7名が初参加し、チャーターヨットにて平生艇が優勝しました。

今年はTYCから“まつかぜ”チーム3名、“Forte”チーム11名、“TEAM 10 Jr.”チーム4名の総勢18名が参加し、4艇のチャーターヨットに振り分けて参加しました。

“まつかぜ”チームは“T-25トリマラン”に久我スキッパーを含めて3名が乗船。

クラスはトリマランクラスとモノハルクラスの2クラスに分かれており、それぞれ7〜8艇の参加です。

“Forte”チームは2艇に分かれて挑戦。

1艇は優勝候補であるアドミナリティー30、昨年平生副会長が優勝した艇です。

“Forte”チームの長洲スキッパー含めて精鋭3名が乗船。

“Forte”チームのもう1艇は“CT41”ケッチ。

井上艇長を始め8名プラス韓国人スタッフ数名。

当然勝負にはならないだろうと予想しつつも井上艇長は「絶対勝ってやるぞ!」との意気込みであった。

“TEAM 10 Jr.”チームは“ハンター25”に乗船。

これこそ絶対ダメだろうと諦めムード。

とは言え、レース前日にはテストセーリングを行いながら微調整。淡々と上位を狙っている。

レース当日は14時から艇長会議が始まる。

クラブハウスのテラスで参加者達が集まり、レースの状況を説明。

とにかくいい天気だが風は無い。この艇長会議で風乞いのセレモニーが行われた。

15時から各艇レース海面へ。
夕方になっても風は無く1〜2m前後の超微風。

コースは短くして漢江の横断方向に上下のコースを取る。

1レグ300m程度を1往復し、2レース行った。

川とは言え流れはほとんど無く、湖でヨットを乗っている感じだ。

したがって、風の振れは大きく、どのコースを選択するかで艇速に大きく影響してくる。

レース終了後、クラブハウスのテラスでバーベキュー、食事会となり、韓国700ヨットクラブのメンバー、欧米系、TYCのメンバーが入り乱れてのパーティーとなる。

いよいよ成績発表。

トリマランクラスでは“まつかぜ”チームが3位入賞。

クリスタルのトロフィーが授与された。

モノハルクラスでは“TEAM 10 Jr.”チームのハンター25が準優勝。

ハンターが入賞するなんて前代未聞との事。

“Forte”チームは井上さん率いる41ケッチが3位入賞を果たした。

TYCチームの記念撮影。

来年はまた別のチームを結成して訪問したいと思っています。

700ヨットクラブの皆さま、大変お世話になりありがとうございました。

また、スバルザカップレースではお待ちしております。

記 : 小島正和(TEAM 10 Jr.)