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イベントレポート

Event Report

平成27年4月28日、東京保安部にて第三管区保安本部長名で、TYCより和田顧問と小島会長の2名が海上安全指導員の指定を受けました。夢の島マリーナ内のヨット関係者としては初めての事例の様です。これまで以上に海の安全活動に貢献できるよう努めたいと思います。(写真は東京保安部提供)

海上安全指導員とは健全かつ安全なマリンレジャー活動を推進させるため、海上保安庁は、昭和49年に海上安全指導員制度を発足しました。本制度は、民間有志による安全活動を行っている者(海洋レクリエーションリーダー)を、各管区海上保安本部長が「海上安全指導員」として指名し、海上における安全航行に関するマナー周知、当該海域の各種情報の提供等の安全活動を行うものです。

次の1~7までの要件を満たし、又はこれと同等以上の適性を有すると第三管区海上保安本部長が認めた方が申請により指定されます。[1年更新](1)年齢が25歳以上であること。(就業者の場合は20歳以上25歳未満でも可)(2)法令に違反し懲役、禁固又は罰金刑の執行終了後、 2年以上を経過していない者でないこと。(3)過去2年間海事関係法令に違反して処分を受けていないこと。(4)指導員の取り消し後、2年以上経過していない者でないこと。(5)小型船舶操縦士免許取得後1年以上経過し、当該免状が有効であること。(6)養成講習を受講していること。(7)小型船安全協会等の会長の推薦があること。

平成21年における全国の海上安全指導員の活動実績は、以下のとおり。安全パトロール実施隻数17,880隻(安全パトロール艇を用いてプレジャーボートの安全指導を行うこと。)訪船指導18,624隻(マリーナ、ヨットハーバー等の基地において安全指導を行うこと。)上記の他、各地域で開催される海上安全講習会の講師として活躍。