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レース参戦記

Record Of Race Participation

9月21日〜23日の3日間、第26回横浜港ボート天国の一環で行われた2つのレースにTYCの代表として参加してきました。
J24を使ってスクラッチでレースを行うレースです。 昨年はクラブ対抗とブラインドの同時開催でしたが、第2回となる今年は初日22日に東京湾の全6クラブの代表が名誉を賭けて争います。そしてその上位3艇と、先のブラインドセーリングワールドで上位だったチーム3艇が一緒に争う23日と2日間から成る大会と成長しました。

前日の21日、艇長会議・艇抽選と前夜祭は横浜クルージングクラブで開催です。
和田顧問・小島会長・Twilightから古角氏・横山氏、Forteから済木氏、コンステレーション宮川氏、そしてZephyros山本という「TYC ALL STARS」でエントリー。
和田顧問からは「私、明日は『補欠』です。上位3艇に残ることを優先しました」と笑いを取りますが、TEAMにはプレッシャーです。 どうやら昨年の成績が・・・ムフムフ(笑)

その後、YCCの豪華パワーボートで飲み直し、クラブ対抗上位3位までに入り、最終日のブラインドセーリングとの大会に参加することを誓います。

翌日の22日、普段セーリング出来ないインターコンチネンタルホテル前の海面へ。ここで横山・済木両氏が古角・山本に合流、初日乗艇メンバーが揃います。
レースは最大5レース。

開会式でも挨拶された各方面の方々から「今日は各チーム、明日の決勝戦進出の名誉をかけて頑張ってください」との声。

いよいよレースの開始です。南南東の風、10kt前後の軽風。
本部艇(小島氏)とオープン参加の7艇目乗艇(和田氏)の見守る中、さすが各クラブからの代表チーム。ほぼ一線に並んだスタート。

J24というみんな普段乗りなれていない艇ですが、そこはALL STARS、「あーでもない」「こーでもない」と言いながらも、息はぴったりです。

第1レースは第2位でフィニッシュ!(オープン参加含めると3位)、ポイント2点

その後も安定した軽風の中、レースはたんたんと進みます。
各艇も艇になれてきたのか、上下のマーク回航では3艇くらいがオーバーラップして回っていきます。 

スタート良くてもちょっとタックを返すタイミングが遅れると、3艇くらいにはすぐ抜かれてしまいます。

インターハイ・インカレ連覇したオリンピック候補を擁するYCCが安定した強さ。2,3位狙いながらも、YCC一矢報いようとした最終戦。

残念ながら3着。でも予選通過は間違いないね・・・と本部に帰ると、1秒早く最終戦OCSとのこと。

「これはダメかぁ〜」
でも、結果発表を見ると、僅差で3位に滑り込みです。
その晩は中華街で中華料理を食べながら、和田さんの「いやぁ〜最高の誕生日だ!」に乾杯!

最終日の23日はブラインドセーラーチーム3艇を交えての交流戦です。
「意地でも残ると言っていたTYCチーム」との参加チーム紹介に笑い声。昨日以上の招待者・関係者の挨拶が続きますが、それだけブラインドセーリングが認知されてきたということでしょう。

風は前日とうってかわって北の風、15kt〜17ktくらいです。
この日は、和田・宮川に済木・山本の4名。
上りではちょっと油断するとブローチング。 舵をなるべく抵抗にしない走りと、風の強弱に合わせたメインの出し入れが難しい。ブラインドWORLD上位の艇は本当に素晴らしい走りで、ちょっと油断すると艇速で置いていかれます。

終わって横浜クルージングクラブに戻っての表彰式
結果は総合5位。ちょっと残念。でもこういう大会がこれからも長く続くことで、ブラインドセーリング、更にヨットへの理解が広まるといいなと思えた3日間でした。
次回は、また違う、出来たらもっと若い各艇からのメンバーで代表チームを送り込めたらいいなと思いました。

記 TYC ALL STARS 山本(Zephyros)